夏だけのお楽しみ。植物の力で生まれる「エルダーフラワーソーダ」

今年も、宮城県加美町にあるオーガニックレストラン「GENJIRO」さんから、フレッシュなエルダーフラワーをいただきました。

写真は、一般社団法人 日本フィトセラピー協会 代表理事 池田明子とオーガニックレストラン「GENJIRO」の代表 ミドリさんです。

森の中に佇むオーガニックレストラン「GENJIRO」は、自然の恵みを大切にした、とても素敵なカフェレストランです。

毎年、可憐な白いエルダーフラワーが届くと、「今年もこの季節がやってきたな」と感じる、私にとって大切な初夏の楽しみです。

エルダーフラワーソーダ

今年もフレッシュな花を使って、エルダーフラワーソーダを作りました。

しっかりと発酵が進むと、ペットボトルの中に自然な炭酸が生まれ、蓋を開けた瞬間にシュワシュワ~っと爽やかな泡が弾けます。

エルダーフラワーならではの、マスカットを思わせる芳醇な香りと、やさしい甘み。

口に含むと、花そのものが持つ繊細な風味が広がり、とても贅沢な一杯に仕上がりました。

エルダーフラワーシロップを炭酸水で割る楽しみ方もありますが、フレッシュな花を発酵させることで生まれるソーダは、またひと味もふた味も違う魅力があります。

砂糖や水、レモンなどを合わせ、時間をかけて発酵させることで、植物と微生物の働きによる自然な炭酸が生まれます。

発酵の進み方や香りは、気温や花の状態、その年の環境によって少しずつ変化します。

同じように作っているつもりでも、毎年少しずつ違った表情を見せてくれるところも、このエルダーフラワーソーダの楽しみのひとつです。

シュワシュワとしたやさしい刺激

自然の力だけで生まれる、やさしい炭酸。

それは、植物の恵みをいただきながら、季節を楽しむ、この時期だけの特別な飲み物です。

植物を暮らしに取り入れ、季節を味わうこと。

それもまた、フィトセラピー(植物療法)の大切な楽しみ方のひとつです。

来年、もしフレッシュなエルダーフラワーに出会う機会があれば、ぜひ植物の力から生まれる特別な一杯を楽しんでみてください。

池田明子
池田明子
  • 植物療法士/フィトセラピスト
  • ソフィアフィトセラピーカレッジ校長
  • 西九州大学客員教授
  • 一般社団法人日本フィトセラピー協会代表理事
  • 一般社団法人日本ハンドケア協会代表理事
  • 植生工学士

臨床検査技師として病院勤務の経験から伝統医学に興味を持ち、その後ハーブやアロマなどフィトセラピー(植物療法)を学ぶ。 2006年東京自由が丘にて「植物療法士/フィトセラピスト」と「ハンドケアセラピスト」の養成校を設立。全国各地でフィトセラピーやハンドケアの講座を主催。近年は大学や専門学校などとコラボして、認知症予防や介護分野での有効活用の普及をしている。
夫は俳優の梅沢富美男、2女の母。

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