一般社団法人 日本フィトセラピー協会 代表理事 池田明子
こんにちは、ソフィアフィトセラピーカレッジ 校長の池田明子です。
ふとした瞬間、こんな気持ちになったことはありませんか?
「頑張っているのに報われない」
「なにかをしていないと、不安になる」
「人と比べて、劣っている気がする」
「誰かに嫌われたら、自分には価値がないように思える」
もしかすると、あなたの心は今、少し疲れているのかもしれません。
でも、それは決してあなたが弱いからではありません。
ずっとずっと、がんばってきたから。
まわりの期待に応えようと、必死だったから。
ずっと“いい人”であろうとしてきたから。
「わたしを生きる」前に必要なこと
私の心理学の師である野口嘉則さんは、
人が本当に豊かな人生を生きるためには、まず「心の土台づくり」が欠かせないと話します。
家を建てる時、どれだけ立派な外観でも、土台がグラグラしていたら不安定ですよね。
それと同じで、どれほど頑張って仕事をしても、人に認められても、
心の中の“基礎”が整っていなければ、いつか疲れてしまうのです。
その心の土台
それが「自己受容」です。
自己受容って、どういうこと?
最近では「自己肯定感を高めよう」という言葉をよく耳にします。
でも実は、この言葉が誤って使われている場面も多く見られます。
たとえば「自信を持って行動できること」や「目標達成によって得られる満足感」
これらを自己肯定感と混同することがありますが、それは正確には「“Doing(することモード)”による一時的な自信」です。
もちろん、それも生きていく上で大切な側面です。
しかし、心の基礎として本当に必要なのは、もっと深い部分
「“Being(在ることモード)”で自分をまるごと受け容れる力」です。
例えば、何かができたから自分を認めるのではなく、
何もできなくても、落ち込んでいても、不安を抱えていても、
「それでも私は、そのままでいいんだ、ここにいて大丈夫なんだ」と思える感覚。
それこそが「自己受容」であり、
本当の意味での安定した自己肯定感になります。
「わかってはいるけど、難しい」
そう感じるあなたへ
私も、心理学を学びながら何度も壁にぶつかってきました。
頭では「自分を大切にしよう」「ありのままでいい」と思っていても、
心はうまくついてこなかったり、
人に何か言われただけで、グラッと揺れてしまったり。
でもそんな時に、ふと自然に触れることが、私の支えになりました。
特に、ハーブの力に、たくさん癒されてきました。
フィトセラピーが教えてくれた、静かな癒し
フィトセラピー(植物療法)は、単なる健康法ではありません。
植物が持つさまざまな恵みが、
わたしたちの心と体に、やさしく働きかけてくれる方法です。
言葉では届かない場所に、香りが届いてくれることがあります。
「大丈夫だよ」と誰にも言えなかった夜に、
湯気とともに立ちのぼるハーブティーが、心をゆるませてくれることがあります。
何もしていない自分を責めそうになったとき、
ラベンダーの香りに包まれると、
「ああ、これでいいんだ」と、ちょっとだけ思える自分に出会えるのです。
自己受容をそっと後押しするハーブたち
ラベンダー
不安や緊張で頭がいっぱいになったとき、深く呼吸をすることすら難しくなります。
そんな時に、ラベンダーはふっと緩ませてくれます。
まるで「そんなに頑張らなくてもいいよ」と、見守ってくれるように。
使い方の例
・おやすみ前に、1滴の精油を枕に垂らして
・深呼吸しながら香りを感じるだけでも◎
カモミール
眠れない夜。心がザワザワして落ち着かないとき。
カモミールは「もう大丈夫だよ」と、抱きしめるように寄り添ってくれます。
自分を責めるクセが強い人に、とても相性のよいハーブです。
使い方の例
・夜、あたたかいカモミールティーを一杯。おまもりのように
・食後ゆったりとして1日をいたわってあげて
やさしい変化は、静かに訪れる
自己受容は、無理やり手に入れるものではありません。
植物たちのように、ゆっくり、じっくり、根を張るように育つものです。
「このままの私でも、大丈夫」
そう思える日が、少しずつ増えていくように。
そのために、まずは自分の内側に静かに戻る時間をつくってあげましょう。
誰かのためではなく、自分のために、
自分の心に寄り添う習慣を、始めてみませんか?
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私自身の実践や学びを通して、
「心の土台づくり」「自己受容」「植物の癒し」などをテーマにした講座を、
2026年・春より開講予定です。
心に負担をかけることなく、やさしく自分とつながる時間を、共に過ごしていけたら嬉しいです。
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