介護士として勤めている施設の入所者様に、ハンドケアをしています。
普段は言葉の出ることのないお年寄りも、ハンドケアのエルフラージュをして差し上げると、「気持ちええわぁ!」と言われます。
その瞬間、自分の心もじわ〜っと温かくなっていくのを感じます。
入所者様の中には時に気持ちが落ち着かず、興奮状態になってしまわれる方もいます。そんな時、ご本人のクリームを使ってハンドケアをさせていただくと、次第に興奮も緩んできて「ありがとう」と言ってくださいます。
最近は、在宅のお年寄りの元へ行き、施術させていただく機会も増えています。
ある時など、お年寄りの元へ伺ったのですが、同居されている中学生のお孫さんにハンドケアをさせていただきました。すると、試験勉強の疲れもあったのか、いつのまにかのうたた寝が、まさかの爆睡になってしまったこともありました。
思い出深いのはハンドケアセラピストになってすぐの頃、我が家の息子に練習相手になってもらった時のことです。テレビを見ていた息子は面倒そうに、渋々応じてくれたました。右腕だけで終わらせ、私が片付けようとするとなんと自分から左腕を差し出して「次はこっちをやって」と言ってくれました。気持ちよさが伝わったのだと思うと嬉しくて、その後ハンドケアをやっていく上で大きな励みになったのは言うまでもありません。
ハンドケアには素敵なエピソードがいっぱいです。