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植物のある暮らし。
アロマ、ハーブなどのグッズや、プランツ、食、ガーデングッズなど、
フィトセラピー・植物のちからの具体的な利用方法などを紹介していきます。

  • #010 2019.1.17
  • 食べて「冷え」に負けない体になる!
  • さまざまな不調を引き起こす原因にもなる「冷え」。予防と改善にはフィトセラピーで、植物の力を借りながら温活を。さらに日々のお食事に意識を向けて「食べて温活」にもトライしてみてください。

    私たちの体は食べたもので出来ている、といっても過言ではありません。
    どんな食事をしているか、日々の積み重ねが、その人の健康や見た目に現れます。
    四季のある日本において、旬の食べ物はその時季の健康維持に必要な栄養を吸収でき、
    何より美味しさがピークに達しますから、積極的に摂りたいものです。
    さらに、血行促進にはたらく食べ物には次のようなものがあります。

    ・良質なタンパク質
    筋力の低下や筋肉量の減少は、血行不良を招くだけでなく、むくみにも。
    筋肉のもとになるタンパク質を食べましょう。鳥のささみ肉、脂肪分の少ない赤身肉、
    白身魚もよいでしょう。

    ・根菜類
    夏が旬の野菜、キュウリ、トマト、ナスなどは体を冷やし、秋から冬が美味しさの
    ピークを迎える根菜類、芋、ニンジン、かぼちゃ、しょうがなどは体を温めます。
    ざっくりですが「地上から上は冷やし、下は温める」と覚えておきましょう。
    また、温・冷の見極めは色でも。白・青・緑など寒色系には冷やすものが多く、
    赤・オレンジ色などの暖色系は温めるものが多いです。
    さらに、産地も見極めポイントになり、寒い地域で冬に旬を迎える野菜は多くが温め、
    暖かい地域で旬を迎えるものは冷やす傾向にあります。
    例外としてダイコンは根菜ですが冷やす野菜。但し、煮込んで熱を通すと温めにはたらき、青々とした大根の葉っぱも体を温めます。栄養豊富なので捨てずに調理して美味しくいただきましょう。ごま油で炒めてジャコ、ゴマを加えるとごはんが進む惣菜になりますよ。

    ・香味野菜
    香りが立ち、味を引き立てる野菜のことで、にんにく、にら、生姜、シソ、大葉、玉ねぎ、白ネギなどが含まれます。食材の臭み消しなどにもよく使われるものですね。
    メインにはしづらい食材ですが、さまざまなレシピに欠かせない存在でもあります。

    ・スパイス類
    コショウ、山椒、とうがらし、クローブ、ターメリック、サフラン、シナモンなど。
    こちらも、素材の味を引き立て、料理に独特の風味や色合いを生み出すのに用いられるものです。
    ハーブとして認知されているものが多く、有用さは皆様もご存じの通りです。
    体を温めるものが多くあるので、料理や飲み物で取り入れてみましょう。
    黒胡椒や唐辛子はさまざまな料理に頻用されますが、意外なところでは甘い飲み物にもおすすめ。
    ココアに黒胡椒を散らすと甘さが引き立ち、ホットミルクに加えると牛乳独特の匂いが薄まり、
    ホットチョコレートに唐辛子も風味が増します。
    好き嫌いが分かれるとおもいますが、ものは試しにぜひ。

    ハーブティーでは「マテ」、「ルイボス」がおすすめです。
    マテは「飲むサラダ」といわれるほど栄養価が高く、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄分、食物繊維など日々の食事で不足しがちな栄養素を豊富に含んでいます。ただし微量のカフェインを含むので日中にどうぞ。
    ルイボスも、カルシウムやミネラルが豊富で、高い抗酸化力を発揮します。
    毛細血管を丈夫にし、ホルモンバランスの調整に働くので、冷えの改善、エイジングケアなど、大変頼もしい存在です。ノンカフェインなので、妊娠中や、妊活中、産後にもよいといわれています。

    食は生きる基本です。食事の内容を見直し、体のことを見据えた食材選び、バランスの良い食事は 冷えの改善だけでなく、体全体のコンディションを整えます。
  • #009 2019.1.10
  • スギやヒノキをせめないで・・・
  • 新しい年が明けたばかりですが、自然は春に向かってすでに稼動中。春は楽しいことも多い中、花粉症の方にとってはユウウツな季節の到来といえます。

    今や国民病ともいえるほど広く蔓延している「花粉症」は、おもにスギやヒノキ、さらに身近な道端に生えるイネ科植物や、ブタクサなどキク科植物の花粉が原因となって起きる、アレルギー疾患です。ひと昔前までは「花粉症」などという言葉も知識もありませんでした。今これほどまでに発症者が増えている理由の一つは、1950年代からの林業政策の結果です。

    戦後の復興期に、経済的効率をもとめて成長の早いスギやヒノキが日本中の山に植えられました。ところが成長した木々がようやく売り物になる頃、海外から安い建材が輸入され始め、国産木材は商売にならなくなり、山から木を切り出す人はいなくなってしまいました。
    その結果、日本中に放置されたスギやヒノキの森が増え、手入れされずに大量の木々が弱っていきました。植物は弱ると、本能的に生殖活動を活発化します。今、弱ったスギやヒノキは、子孫を残そうと盛んに花を咲かせ、花粉をいっぱい放出しているのです。

    私たちが目にする山の緑は、一見して自然の姿に見えますが、それは本来の自然の姿ではないものが多いのです。人工的につくられた森や山で、生命の生き残りをかけて必死な植物たち。
    豊かになろうとして、自らの手で苦痛を生み出した人間たち。
    現代人の多くを悩ませている花粉症は、植物たちからのメッセージといえるでしょう。

    この状況を私たちはあまんじて受け、やり過ごさなければなりません。花粉の飛散量が増えるこれから4月までのあいだは、花粉を寄せ付けない身なりや、室内を掃除するなどの対策をしましょう。
    たとえ今は発症していない人でも、体内にはアレルゲンが蓄積された状態。それはコップの水があふれるように、いつか体内のバランスが失われる時がきたら発症します。だから、「わたしは花粉症じゃない」と思っている人も予防は大切です。

    発症してしまったら、植物療法ではネトルやエキナセアのハーブティーを飲みます。これらのハーブは毛細血管を強化して、免疫力を高め、アレルゲンを体外へ排除します。
    鼻炎などの症状を和らげるには、ラベンダーやティートゥリー、ユーカリで芳香浴や蒸気吸入をします。マスクの隅に、直接肌に触れないように注意して、これらの精油を1滴しみこませておいてもよいでしょう。
  • #008 2018.12.27
  • 困ったときのユーカリ!3種3様、使い分けて
  • 朝晩冷え込むようになるとノドがイガイガ、鼻がグスグス。かかったかな? と思ったら、こじらせないたよう早めの対応が肝心、そんなときに頼もしいのがユーカリです。。。

    ユーカリは、アロマテラピー初心者の方が最初に揃える精油としておすすめしたいものの一つです。
    理由は多用途に使えること!今回はその種類と使い方についてご紹介しましょう。

    ユーカリという樹木は多品種で、精油として一般に入手しやすいものには
    3〜5種類ほどあります。それぞれ香りに個性があり、成分とそのはたらきによって使い分けます。


    ●ユーカリ・グロブルス(Eucalyptus globulus)
    メントール系に似たすっきりシャープな香りで、
    ユーカリ全般の主成分と知られる「1.8-シネオール」の含有量が高いのが特徴です。
    この成分はティートゥリー、月桃、クロモジ、ローズマリー精油などにも含まれ、
    高い抗菌性を発揮します。
    首から上の粘膜系(ノド、鼻)の炎症などを鎮めたいときに、少量を芳香浴などで使用します。
    コップ1杯の熱湯に1〜2滴垂らし、鼻からゆっくりと蒸気を吸い込みます。
    刺激が強いので吸い込みすぎないように注意を。
    もっと手軽に使うには、ティッシュペーパーやコットンに1〜2滴垂らしたものをそばに置いておくか、
    アロマペンダントなどに入れて身につけます。もしも間接的にでも精油に手指が触れたら、
    くれぐれも目や鼻、口などに入れないように気をつけてください。かなりシビれる刺激です。。。
    乳幼児には危険なので使わない、妊産婦の方や特定の疾患のある方も同様です。
    (詳しくはかかりつけのお医者さんにお尋ねください)

    ●ユーカリ・ラディアータ(Eucalyptus radiata)
    こちらはグロブルスよりも甘めでおだやかな香りです。
    グロブルスのような強さはないですが、抗菌・抗炎症、抗ウイルス作用があるので、
    やはりノドや鼻の炎症緩和に用います。花粉症の症状緩和や早期のインフルエンザなどにも。
    ガーゼに1滴垂らして、ガーゼタイプのマスクの間に挟んで使うとよいでしょう。
    また、精製水に無水エタノール少量とユーカリ精油数滴を混ぜたアロマスプレーをつくり、
    室内にシュッとひと吹きして、風邪予防に使いましょう。爽やかな香りに癒されます。

    ●ユーカリ・シトリオドラ(Eucalyptus citriodora)
    シトラス調の香りが特徴で、別名「レモンユーカリ」などともいいます。
    これは「シトロネラール」という成分によるもので、
    メリッサ(レモンバーム)や、マンダリン、グレープフルーツ精油などにも含まれています。
    他のユーカリと同様、抗菌・抗炎症・抗ウイルス作用がありますが、
    昆虫忌避作用も持つので、虫除けに使えます。
    精製水に無水エタノール少量とユーカリ精油数滴を混ぜたアロマスプレーを、
    虫の出入りしそうな場所へシュッシュッ、
    ダニの気になるマットレスやクッションなどの布製品にもシュッとしておきます。
    ただし、量や布製品の性質などにより変色する場合があるので注意してくださいね。


    3種のユーカリ精油は、用途やお好み、そのときの体調によって使い分けます。
    異なる香りをお楽しみください。
  • #007 2018.12.20
  • 無かったコトに…はならない!暴飲暴食を防ぐには
  • 今年も残りあとわずか。忘年会やクリスマス、年末年始は何かとイレギュラーな食べたり飲んだりが続くもの。わかっちゃいるけどついつい止められないのが美味しいものの魅力です…

    空腹時は食べたものの吸収が活発に働くといいます。
    とくに空腹時は糖質のものを食べたくなる傾向があるのですが、これが脂肪蓄積に。
    そこで「食事のときは、まず野菜から」とはよくいわれていますが、
    これは消化吸収に時間のかかる食物繊維を先に食べることで、血糖値の急な上昇を抑えるというお話。
    「サラダを先に食べたから、お肉は思いっきり食べても大丈夫!」
    というわけではありませんからご注意を。ただし、血糖値が高めの方にとっては
    健康管理上、効果的なことですし、生野菜などはよく噛んで食べる必要があるため、
    満腹中枢の刺激になり、糖の吸収を抑えて、食物繊維が排出を促すので、
    お通じをよくして肌荒れの防止には効果的です。

    これから会食、というときにはお出かけ前に1杯のカモミールミルクティーを。
    ジャーマンカモミールには胃の粘膜を保護する働きがあり、
    胃にやさしくおなかも落ち着きます。

    それでもやっぱり食べすぎちゃった…という時は、食後に暖かいミントティーを。
    ペパーミントは胆汁の分泌を促して消化を助け、メントールの香りが胃のもたれに爽快感をもたらしてくれます。フェンネルも同様に消化促進の頼もしい味方です。
    おなかがいっぱいで辛いとき、これらのハーブが「心地いい〜」と感じたなら、
    それは今のあなた(体)がそれらを欲しているサインです。
    胃腸を働かせすぎてストをおこされたりしないよう、
    胃腸が疲れ気味なら次の日はゆっくりと休ませてあげてください。
  • #006 2018.12.13
  • 皮ごと食べたい!国産レモンは今が旬
  • 季節を問わず、お店ではいつでも見かけるレモンですが、日本国内で生産されているレモンの旬は12月です。輸入物と比べるとお値段が高いのが痛いところですが、ぜひ手にとって風味を感じてみてください。

    独特の酸っぱさや、さわやかな香りからは、夏が旬のイメージがありますが、国産の露地栽培レモンはだいたい10月末から収穫期を迎え12月がピークになります。九州南部など一部では通年で栽培するところもありますが、国内生産量トップは広島県。瀬戸内の温暖な気候で育ったレモンは瑞々しく、無農薬(減農薬)・ノーワックスで育てている農家さんも多く、今ではインターネットを通じて直接購入することもできます。

    レモンのすぐれた栄養価はいわずもがなですが、豊富なビタミンC、クエン酸は美容や疲労回復に頼もしい力を発揮してくれます。さらに、皮にはヘスペリジンなどのポリフェノールを多く含んでいます。ヘスペリジンは、毛細血管を強くして血流改善、免疫力調整といったはたらきをします。

    是非とも皮ごと・丸ごと食べたいところなのですが、気になるのが農薬やワックスです。
    外国産レモンも、もちろん人体に悪影響のないよう残留農薬の基準が定められており、基準に沿ったものが売られてはいますが、皮ごと食べる目的でレモンを購入するときは、防ばい剤などの農薬不使用のものを選ぶのが安心です。その点で国産レモンには安心できるものがありますのでおすすめです。

    旬をむかえるこの時期のレモンは味も栄養価もピークに。ぜひご自分の目と嗅覚を使って、美味しいレモンを味わってみましょう!
  • #005 2018.12.6
  • クリスマスのあれはリウマチにも
  • 免疫の異常によって関節が腫れたり、痛んだりする「リウマチ」。消炎作用や浄血作用のあるハーブで体質を改善し、痛みの緩和をたすけてあげましょう。

    リウマチは関節や筋肉に炎症が起こり、進行すると軟骨や骨が壊れ、関節が変形してしまう病気です。明確な原因は解明されていませんが、遺伝的要素や免疫システムの乱れ、最近では喫煙などの生活習慣も発症率を高めていると考えられています。免疫や代謝の異常、細菌の感染といった症状から、ハーブを使った予防法が今、見直されています。

    そのひとつが「モミ」。クリスマスツリーにする樹ですね。ヨーロッパでは古くから、薬用としても活用されてきました。冬芽には抗菌・殺菌、鎮痛、樹皮には防腐や収れん、葉には去痰や鎮静、樹脂には利尿、血管収縮など、実にたくさんの効能があるのです。

    そして、モミの精油は赤みの緩和、利尿、血液循環の向上などにはたらくため、リウマチにはとても効果的だといわれています。芳香浴でパワーをもらったり、マッサージオイルとし皮膚吸収することで、リウマチの予防や緩和はもちろん、森林浴を味わえる香りは気持ちをリラックスさせ、つらい痛みで沈む心を明るく穏やかにもっていってくれます。モミの精油は国産品も買うことができます。山の環境整備のために伐採された樹木を利用してつくられた精油を使うことで間接的に日本の森の健全化に貢献できます。

    【モミの精油で芳香浴】
    1.洗面器に4分の1くらいの熱湯を入れ、精油を1~2滴落とす。
    2.目を閉じて洗面器の上に顔を近づける。頭からタオルをかぶると効果的。
    3.鼻からゆっくり蒸気を吸い込む。1~3分ほど、気持ちがよいと感じる長さで。

    これだけでいいの?! と思ってしまうほどカンタンですが、芳香浴はいいですよ~^^
    これでスパッ!と痛みが止まるわけではないですが、香りの心地よさを感じてみてください。
    きっとプラスの面が見えてきます。
  • #004 2018.11.29
  • “聖なるハーブ” でクリスマスから年越しへ
  • 街はすでにクリスマス♪年の瀬は何かと慌ただしいものですが、そんなときも身の回りに植物があるとホッとします。家族やお客様をお迎えする玄関周りに、この時期ならではの飾り付けをしてみませんか?

    クリスマスの頃になると、家々の玄関ドアに飾られるリース。中でもドライハーブのリースには、昔は魔除けの役割があったそうです。ヒイラギやスギ、ヒノキなど先の尖った葉を持つ植物は、邪悪なものをよせつけないとして、まあるい環状の形は、健康で平和な生活が永遠に続くようにとの願いがこめられています。
    外界との接触面である玄関に植物のリースを飾ることは、スピリチュアルな面からも意味のあることです。「聖なるハーブ」といわれている植物を用いてリースを作れば、よい香りとともに身も心も癒されます。

    ○ベイリーフ…魔よけ、勝利、幸運
    ○ジュニパー…聖域
    ○サイプレス…永遠の命
    ○チャイブ…魔よけ
    ○アンジェリカ…霊感
    ○ヤロウ…幸運、健康
    ○ミント…繁栄、金運
    ○セージ…健康、長寿
    ○ローズマリー…魔よけ

    海外の民話やことわざには様々な植物が登場して、人々の心の拠りどころとなったり、暮らしを彩ったりしています。中には現代になって研究が進み、植物成分のもつ作用が明らかにされたことで、昔からの言い伝えを裏付けるものもあります。
    でもいちばん大切なのは、自分の感覚。自分がいい匂いだな、心地いいなと感じた植物を使ってみましょう。ローズマリー、ミント、ユーカリなどは抗菌作用、酸化防止作用があり香りは虫除けにも。すっきりした香りが心地よく、気持ちのいいものです。

    手作りのリースは玄関ドアはもちろん、テーブルデコレーションに使ったり、クリスマスツリーのオーナメントにもなります。使う材料を工夫して、和の趣きでお正月飾りとしてもいいですね。マツ、竹、ツバキ、センリョウ、ダイダイなど。他にもいろいろ、ご自分のセンスとセンサーを活かして、自分だけの我が家だけの飾りつけを楽しみましょう。
  • #003 2018.11.22
  • フィトセラピーで「冷え」に負けない体になる!
  • 朝、窓ガラスが曇りだせばもう、寒さ対策が必要。冷え性の人にはとくにユーウツな季節の到来ですね。さまざまな不調を引き起こす原因にもなる「冷え」は、日頃の予防と暮らしの工夫でやり過ごしましょう。今回は、おすすめの冷え対策を

    冷えは万病の元ともいい、血行不良が引き起こすのは、肩こり、腰痛、頭痛、不眠などの症状から、肌のくすみ・肌荒れ、体重増加などの美容面への影響、さらに、高血圧や心筋梗塞、脳梗塞などの重篤な病気の原因にもなりかねません。血の巡りへの注意は、あらゆる人にとって重要課題です。では、どうして血行不良になってしまうのか?というとその原因には…

    ・気温や室温による影響
    ・体を冷やすものを多く飲食する
    ・偏った食生活
    ・精神的、肉体的ばプレッシャー、ストレスによる筋肉、血管の緊張
    ・パソコン作業などで長時間同じ姿勢を続けている
    ・体を締め付ける衣類
    ・運動不足

    などが考えられます。どうでしょう?
    どれをとっても私たちにとって避けがたい行動ではないでしょうか。最近では、男性や子どもの冷え性、自覚のない〝かくれ冷え性〟なども見られ、さまざまな、なかなか改善しない不調の大元の原因になっていることも。他人ごとではない「冷え」、住まいや部屋の防寒対策はもちろんのことですが、体の内面に目を向けた冷え対策には、植物の力をかりてみて。

    その1 寝る前に1杯のハーブティー
    暖かい飲み物で体の中から温まれば、入眠も促されます。ほとんどのハーブティーがカフェインレスですが、マテ茶やジャスミンティーは微量なカフェインを含みます。おすすめはカモミール、エルダーフラワーなどで、心を穏やかにもっていく作用があるのでお休み前にぴったり。カモミールはミルクティーにしても美味しいです。


    その2 ナイトキャップに「チンキ」を1杯
    アルコールOKなら、蒸留酒にハーブを漬け込んだ「チンキ」がおすすめ。ハーブティーはおもにハーブの水溶性成分が浸出しているのに対して、チンキには水溶性と脂溶性の両方の成分が溶け出しているので、植物成分をより余すところなく摂取できます。加えて適度なアルコールも、体を中から温めます。チンキについて詳しく知りたい方は「薬膳ハーブ酒ソムリエJr講座」へどうぞ

    その3 第二の心臓「足」を鍛えて、癒す!
    血流の中心は心臓、では心臓からいちばん遠く離れたところは?
    それは足、脚、ですね。とくに足のつま先は、血流が滞りやすい部位です。そして下肢から心臓へと血液を送り戻すために働いているのが、ふくらはぎの筋肉です。ほっそりした足は女性の憧れですが、ふくらはぎの筋肉量が少なかったり、運動不足でふくらはぎの筋肉の機能が低下していると、心臓へ血液を戻すはたらきが鈍り、血行不良になってしまいます。冷えの改善や予防には下肢、とくにふくらはぎの筋肉を鍛えるエクササイズを日課にしましょう。

    鍛えたあとは、いたわってあげることも忘れずに。アロマオイルを使って足のマッサージをすると、リラックスと血行促進に効果的です。
    寝る前のエクササイズやマッサージは軽く、やさしくがポイント。頑張りすぎて血圧が上がってしまうと、入眠を妨げ、逆効果ですよ。

    そして忘れてならないのは、食生活ですね。
    長くなりましたので、この続きは次回に。。。
  • #002 2018.11.15
  • スープのススメ
  • 植物(野菜)の恵みを食事で余すところなく取り入れようと思ったら、 丸ごと煮込んで食べられる「スープ」がいちばんです。 残農薬などの心配のないものであれば皮ごと調理してもよし。

    秋から冬にかけて美味しくなる根菜類はとくに、 煮込むことでより美味しくなるものがたくさんあります。 相性のよいスパイスやハーブも取り入れて、香り高く仕上げましょう。 温かいスープでからだを内側から温めれば 血行を促し、代謝をあげて、余分な水分や溜まった疲労物質、添加物などの毒素を排出、 冷えやむくみを防いで、さまざまな不調の改善につながります。

    『野菜のビタミンって熱に弱いから加熱調理すると栄養が失われるんじゃないの?』
    という声も聞こえてきそうですね。 たしかに、そういう理由で野菜は生食が推奨されていたこともあります。 しかし、野菜に含まれるビタミンは、ポリフェノールや含硫化合物など、 さまざまな抗酸化成分と共存しているため、 家庭での加熱調理の熱では完全には破壊されません。 それに野菜の細胞壁は加熱することでやわらかくなり、細胞内の成分が溶け出しやすくなります。 だから野菜の栄養をたっぷり摂るには、スープがおすすめ。 おこめを加えてリゾットにしてもいいですね♪

    食べて健康になることを考えたとき、最も大切にしたいのが「美味しい」と感じること。 どんなに栄養価が高く、健康によいとされているものでも、 美味しくないのをガマンして食べて、心が満足していなければ無意味です。

    寒い日に、キッチンでスープをコトコト煮込めば、素材やハーブのいい匂いに包まれて、 鍋はグツグツいう音をたて、中には鮮やかさを増す具材たち。 五感を通じて身も心も温まってきますよ。
  • #001 2018.11.08
  • 物忘れ対策に 〜イチョウ〜 ハーブティーの美味しい淹れ方
  • 「忘れっぽい」のは年のせい…ばかりではないようで、年齢が若くても「最近記憶力に自信がない」という人もいるのでは? 脳に関する事象には謎も多いですが、最近ではハーブによる予防・改善も注目されています。

    銀杏並木は日本に多く見られ、秋になれば黄色く色づいて見事な景観を楽しませてくれます。そのイチョウの葉っぱに含まれている成分「フラボノイド」と「ギンコライド」。フラボノイドには毛細血管を拡張する働きがあり、血行促進に効果を発揮します。ギンコライドには抗酸化作用があり、脳細胞を活性酸素から守ります。それらの成分が複合的に働くことによって脳への酸素・血流量を増やし、記憶力や集中力の向上につながるとされています。

    ヨーロッパではイチョウの葉から抽出された成分が医薬品として、認知症の治療にも使用されています。国内でもサプリメントが入手でき、ハーブティーも売られています。何事も予防が大事。ハーブティーを飲む習慣が未来の自分を守る手立てになるかもしれません。

    【ハーブティーの美味しい淹れ方】
    1.ティーポットとカップに熱湯を入れて温めておく。温まったらお湯を捨てる。
    2.ティーポットにティースプーンで1杯分のハーブを入れて熱湯を注いで蓋をし、約3分おいて成分を抽出させる。
    3.ティーポットを揺らしてお茶の濃度を均等にしてから、カップに最後の一滴まで注ぐ。1日3回、間を空けて飲むようにする。

    *少々苦みがあるので、ペパーミントなどをブレンドすると飲みやすくなります。
    *すべてのハーブに言えることですが、医薬品との飲み合わせには注意が必要です。とくに抗血小板薬・抗血液凝固薬などを処方されている方はイチョウ葉エキス、ハーブの摂取を控えた方がよいとの報告があります。ご注意下さい。

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