Sophia Phyto-therapy CollegeSophia Phyto-therapy College

植物のある暮らし。
アロマ、ハーブなどのグッズや、プランツ、食、ガーデングッズなど、
フィトセラピー・植物のちからの具体的な利用方法などを紹介していきます。

  • #018 2019.3.14
  • 春のゆらぎは野菜の苦味で乗り切りましょう
  • 季節の変わり目は何かと体調を崩しやすい時期です。
    そんな時、たよりになるのが植物のパワー。
    春野菜にはこの時期に役立ってくれる特別なチカラが備わっています。

    ふきのとう、タラの芽、菜の花、こごみ、アンティーブなど、春先は「苦味」の強い野菜が多くなります。
    苦味のもとはアルカノイドやポリフェノールなどですが、アルカノイドなどは本来、毒性を帯びた成分。
    というのもこれは、虫などの敵から身を守るために植物が持っている自己防衛手段なのです。
    これを人が食すと、解毒作用や代謝を促す作用が働き、
    体内に溜まった老廃物や毒素、不要なものを排出することができます。
    春はこれらの野菜を食べて、体の中からリフレッシュしましょう。

    人の舌には、塩味・甘味・酸味・うま味などの味覚を感じるセンサーがありますが、
    このうち最もセンサーの種類が多いのが苦味です。
    なぜでしょう?
    苦味成分は毒性を持つことから、危険を回避するために自然と備わった能力だといわれています。
    また、苦味は子供ほど感じやすく、経験を通じて進化する味覚。
    抵抗力の弱い子供ほど身を守らなくてはいけませんから、敏感にできているのですね。
    ブラックコーヒーやビターチョコなど苦味の強いものを「大人の味」というのも頷けます。

    でも、苦い野菜はどうも苦手、子供も食べてくれないし…という方へ。
    苦味野菜は油と相性のよいものが多いです。天ぷらや素揚げなどにするとおいしく食べられ、
    ペペロンチーノの具材にプラスするのもよいですね。
    山菜類は茹でて水にさらすなどの下ごしらえをすると苦味が抜けます。
    アンティーブ(チコリ)などはあえて苦味を味わって。
    生を刻んでサラダやあえものにするのがオススメです。
  • #017 2019.3.7
  • “香の十徳”より。香りのパワーは今も昔も…
  • アロマテラピーは、1930年代にフランスのガットフォセ博士が自らの体験を通じて研究し、
    伝えたものですが、香りに親しんだのはヨーロッパの人々だけにあらず。
    遥か昔からアラビア諸国やアジアでもその習慣が根付いていました。もちろん日本でも…

    「香道」は大陸からもたらされた文化ですが、日本で独自の発展をして今に至ります。
    「香十徳」は、こうのじっとく、と読み、北宋の詩人、黄庭堅(こうていけん)によって記された漢詩で、
    香道に関する10の徳を記したものです。こちらを読んでみると、どれも頷かされることばかりです。
    日本では、室町時代に「一休さん」の説話でも知られる一休宗純禅師によって広められたそうです。
    香りを楽しむ文化は遥か昔から人々のあいだにあって、親しまれていたのですね。
    一休さんも香りを楽しんだのでしょうか?
    アロマテラピーであてはまりそうな精油をラインナップしてみました。
    室町時代にはどんな香りがあったのでしょう?当時の人々はこれらの精油の香りをどう感じるでしょうね。

    感格鬼神(感は鬼神にいたる)…感覚が鬼や神のように研ぎ澄まされる:レモン、グレープフルーツ、サイプレス
    清淨心身(心身を清浄にす)…心身を清く浄化する:サンダルウッド、フランキンセンス、タイムリナロール
    能除汚穢(よく汚穢(おわい)を除く)…穢(けが)れをとりのぞく:ペパーミント、ティートゥリー
    能覺睡眠(よく睡眠を覚ます)…眠気を覚ます:ローズマリー、サイプレス
    静中成友(静中に友と成る)…孤独感を拭う:ローズオットー、ジャスミン、ネロリ
    塵裏偸閑(塵裏にひまをぬすむ)…忙しいときも和ませる:メリッサ、ヒノキ、マンダリン
    多而不厭(多くしていとわず)…多くあっても邪魔にならない:バーベナ
    寡而為足(少なくて足れりと為す)…少なくても十分香りを放つ:ジャスミン
    久蔵不朽(久しくたくわえて朽ちず)…長い間保存しても朽ちない:ミルラ、ヒバ
    常用無障(常に用いてさわり無し)…常用しても無害:ラベンダー
  • #016 2019.2.28
  • 花粉症に。ハーブと精油でじっくり対策&今すぐ対策
  • 暖かくなってきたらてきめん、くしゃみ・鼻水・目のかゆみが止まらない。スギ花粉の季節ですね。
    花粉症対策では、長期的な予防と、いま起きている症状をなんとかするための対処方法があり、両方にハーブが有用です。

    花粉症は、体内に入ってきた花粉を体が異物!ととらえて抗体を作ります。
    ふたたび入ってきた花粉とその抗体が結びつくとヒスタミンなどの化学物質が分泌されて、
    異物である花粉を、体の外へ排出しようとはたらきます。
    そのため体は、くしゃみで外へ吹き飛ばし、鼻水や涙で洗い流そうとしているのです。
    去年まで症状が出ていなかったからといって今年も大丈夫!というわけではなく、
    花粉症は誰もがいつ発症しても不思議ではありません。
    ですから、少しでもその症状を和らげるために、予防をしておくと懸命です。
    予防ですから、できるだけ体に優しい方法がいい、ということでお勧めしたいのはハーブです。
    花粉症予防では、ネトル、もしくはエルダーフラワーのハーブティーを飲みます。
    ネトルは、アレルギーによる諸症状を緩和する作用があり、ビタミン、イネラルが豊富に含まれているので
    普段から栄養補給や体質改善のために習慣的に飲んでおくと何かと助けてくれるでしょう。
    エルダーフラワーは、古くから薬として使用されてきた歴史があり、
    豊富なフラボノイドには抗アレルギー作用があり、発汗作用、炎症緩和にもはたらくため風邪対策にも。

    花粉症の諸症状のうち目のかゆみがつらい時には、ローズの冷湿布で目をいたわって。
    濃く抽出したローズのハーブティーを冷ましてコットンを浸し、目の上へのせます。
    ローズの殺菌・抗アレルギー作用に加えて、香りがつらい気分をリラックスさせてくれるでしょう。
    鼻の不快感でお悩みの時は、ペパーミントの蒸気浴でリフレッシュを。
    熱湯を入れたマグカップに1〜2滴、洗面ボウルなら2〜3滴の精油をたらして香りと一緒に湯気を吸い込みます。
    ペパーミントの清涼感が粘膜を癒してくれます。
    が、刺激がちょっと強いので目を閉じて、一気に吸い込まないように注意しましょう。
    ぜひお試しください!
  • #015 2019.2.21
  • 女の子が生まれたら…植えてみませんか?
  • “アフロディーテの神木” “祝福の木”と呼ばれる、マートル。
    梅に似た、白く可憐な花を咲かせ、和名を「銀梅花」といいます。

    美の女神ヴィーナスが海から誕生したとき、マートルの木で裸体を隠したことから、
    美や愛の象徴とされるようになったと言われています。
    有名な画家、ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」にも、マートルの木が描かれています。
    枝葉はどことなく優しげで、丸い蕾は初夏になると、まるではじけるように白く可憐な花を咲かせます。
    愛や純潔を意味する花木であることから、ヨーロッパでは花嫁のブーケによく使用されます。
    英国王室にも代々大切にされているマートルの木があるそうで、その木のものかはわかりませんが、
    王室へ嫁いだ歴代の花嫁たちのブーケにはマートルの花枝が使われています。
    ごく最近のロイヤルウエディングでも見受けられました。

    ハーブとしてのマートルは抗菌力に優れ、せきや喉の痛みを鎮める作用を持ちます。
    そんなときは、マートルの精油で芳香浴をしてみてください。甘い香りに心も癒されるでしょう。
    ハーブティーでは、レモンマートルがあります。こちらも風邪のひき始めにおすすめです。

    育てやすいので庭木に好まれるマートル。
    縁起の良い“祝福の木”ですから、家族に幸福を呼び込んでくれるよう、家の入り口近くがおすすめです。
    将来しあわせに嫁いでいく日のために、女の子が誕生したら植えてみてはいかがですか?
  • #014 2019.2.14
  • いくつになってもキラキラ髪を目指そう!
  • 髪は女の命…とはよく言われることですが、それは女性も男性も同じですよね。
    最近は薄毛で悩む女性が増えています。日頃のケアで大事な髪を守るよう努めましょう。

    働き方改革、女性活躍社会、などと言われている昨今、フルタイムでバリバリ働く
    キャリア女性の姿は素敵です。でもその実、心身に不調を抱える女性は少なくありません。
    表面的にはたいそう麗しくても、水中では必死に足をバタつかせている白鳥なのです。
    中には自覚症状がなく、ある日突然今までと同じ生活が出来なくなってしまう方もいるようです。
    耳を澄ませて心と体の声を聞く。そして心地よいと感じることを生活に取り入れましょう。
    ストレスは自律神経の不調をもたらし、血行不良から毛髪に影響してしまうことがあります。
    女性ホルモンの減少も、髪の成長を妨げる原因のひとつ。
    閉経期にある方、多忙や不規則な生活をされている方は注意が必要です。

    心と体をリラックスモードに切り替えるには、ハーブやアロマが役立ちます。
    ベルガモットやシダーウッドの精油で芳香浴をしたり、
    ハーブの入浴剤や精油を垂らしてゆっくりお風呂に浸かる、もしくは手浴・足浴でもいいですね。
    お風呂上がりには、好きな香りの精油を植物油にまぜてボディマッサージ、
    温かいカモミールティーを一杯飲んで休みましょう。
    日中のティータイムには、女性ホルモンの調整にはたらく、
    ハイビスカスとローズヒップのブレンドティーがおすすめです。

    毛髪が気になる方は、地肌マッサージで頭皮の血行を促すケアもプラスして。
    ゆっくりと指先で地肌をプッシュしたり、頭皮をつかんで動かすようにマッサージ。
    マッサージには、血行促進作用のあるローズマリーの精油で作ったローションがおすすめです。
    こめかみの左右を頭頂部に引き上げるようにマッサージをすると頭もスッキリ、
    さらに目元パッチリ、目尻の小ジワがちょっとばかり改善されてきたりします。
    顔の皮膚と頭皮はつながっていることを実感しますよ〜。
  • #013 2019.2.7
  • 医食両用・美味しくて頼もしい「ジンジャー」
  • 生姜、ジンジャーは、世界中で使用されている植物です。原産地のアジア南部では古代から食用・薬用に重宝され、初めて東洋から西洋に渡ったスパイスといわれています。

    日本には約2600年前、すでに中国から伝来していた、生姜。
    中国、といっても当時は「呉(ご)」という名の王朝で、
    その味に「ハジカミ(サンショウ)」のような辛味があることから「クレノハジカミ」の名で
    「古事記」などの文献に記録されています。(クレ、は「呉(ご)」の訓読みですね)

    独特の辛味は魚などの臭みをとり、美味しさを引き立ててくれることから、
    さまざまな料理の味付けや添え物に活用します。
    ちなみにお寿司のお供「ガリ」はお魚の臭み消しとしてだけでなく、味覚を刺激して食欲を促し、
    生魚は体を冷やすので、一緒に食べることで体を温めることにも役立っているんだそうです。
    生姜には胃腸の働きを活発にしたり、血行促進効果のほかにも、
    発汗、鎮痛、解熱、鎮咳作用などもあり、
    風邪をひいたときなどに、お湯やお酒で割って飲んだり、
    すりおろして湿布にするなど、日本でも昔から暮らしに馴染み深いものだったようです。
    江戸時代に長崎で過ごしたオランダ人医師・シーボルトは、帰国時に生姜を持ち帰り
    日本の民間療法としてオランダに紹介しています。

    生姜の血行促進・発汗作用は「冷え」の対策になります。
    使い方は、生姜を使ったフィトセラピーのチンキがおすすめ。
    自宅用に手軽に手作りできるので、ナツメやクコなどと一緒に漬け込んでおきます。
    寒い夜、眠りにつく前の一杯はカラダの芯からポカポカに。
    お酒に弱い方はお湯で薄めて、量にもご注意くださいね。
  • #012 2019.1.31
  • 鬼の敵は女性の味方?! 〜ダイズ〜
  • 2月3日は節分です。 “鬼は外!福は内!”と、豆まきをするのは、目に見えない邪を祓うためや、季節の変わり目に体調を崩さないよう、穀物の神様の力を借りて、邪気払いをしたのが始まりだとか。〜諸説あり〜

    さて、節分の福豆といえば、大豆。(といっても落花生が主流の地域もあるそうですが…)
    炒り豆を食べると子供の頃、「年の数だけ!」と数えて食べた、節分の記憶がよみがえり、なんともいえない懐かしさがこみ上げてきます。
    日頃は炒豆で食すことはあまりなく、大豆は加工食品を食べることがほとんどでしょう。
    とうふ、豆乳、きなこ、湯葉。そして大豆発酵食品である味噌、しょうゆ、納豆、テンペなどはとくに積極的に摂りたい食品です。

    栄養価の高さは言わずもがなで、タンパク質を豊富に含み、“畑のお肉”ともいわれるほどです。また、大豆に豊富に含まれているイソフラボンのダイゼイン、ゲニステインには女性ホルモンを調整するはたらきがあり、更年期の自律神経失調や、骨粗しょう症の予防にも有効です。さらに、大豆に含まれる成分としては、細胞膜の主成分であるレシチンも注目の的で、乳化作用が肝疾患や心疾患の予防になります。レシチンは神経伝達物質となるコリンを含むため、認知症などの脳神経疾患の予防効果にも期待が集まっています。

    欧米人にはベジタリアンやビーガンの人が多く、ツーリストの間では大豆加工食品がとりわけ人気のようです。日本に旅して初めて大豆発酵食品であるお味噌汁や醤油味を体験し、ファンになる人も少なくないようです。さすがに納豆だけはちょっとハードルが高いようですが…。いずれにせよ、大豆や大豆加工食品は、日本が誇る食文化のひとつといえます。
  • #011 2019.1.24
  • 心とカラダのオンとオフ。ちゃんと切り替えられていますか?
  • 食欲不振や長引く疲労、不眠など。これらの不調は、自律神経の乱れが引き金になって起きている場合があります。そんなとき、調子を整えていくのに役立つ方法といえば…

    「自律神経」は、内臓の働きや血管、体温、水分調節といった、生きる上で必要不可欠な体の活動を支配している神経です。これらの働きは、自分で動かそう!休めよう!とコントロールすることはできません。いわば自動システムとして備わっているものなのです。 そんな自律神経は「交感神経」と「副交感神経」で成り立っていて、交感神経は活動時に活発になり、副交感神経は休んでいる時に活発になります。

    交感神経が活発になるとスイッチオン、活動モードですから、心拍数は増え、呼吸は早くなり、胃腸の働きは鈍ります。副交感神経が活発になるとスイッチオフ、リラックスモードですから、心拍数は減り、呼吸はゆっくり、そして胃腸がよく働くようになります。マッサージを受けて心地よくなると、おなかがグルグルと鳴ってきませんか?それは副交感神経が活発になっている証拠です。
    さて、この2つがうまくバランスがとれていれば問題ないのですが、現代人はオンモードに偏りがち。寝る直前までスマホを使い、太陽が昇ってもなかなか起きられず、体を引きずるようにして仕事へ。帰宅してもストレスで気持ちが高ぶっていてなかなか寝付けず、翌朝も疲れがとれた感じがしない。 これでは交感神経が優位になりっぱなしで、副交感神経への切り替えがうまくいかず、心も体もへとへとになってしまいます。これが、自律神経が乱れているという状態です。

    自律神経は「免疫系」「ホルモン系」と関わりあって健康を保っていますから、自律神経が乱れるとさまざまな不調が起こってきます。胃腸の不調、血行不良で体は冷え、肌が荒れ、気分は落ち込み、食欲不振や生理不順…栄養不足やホルモンバランスが乱れ、体のあちこちが悲鳴をあげだします。

    そんなとき、体に優しくはたらいて調子を整えてくれるのが、植物のいいところなんです。
    植物は、植物自身の成長や生命維持に必要な多様な成分を持っています。それらの成分は人の体にも様々に作用し、健康維持や管理に役立てることができます。「ハーブ」は、そんな多様な成分を含んでいます。ハーブを飲んだり食べたりすることで、様々な成分が相乗的に働いて、その人にあった、ちょうどいいバランスに心と体を調整してくれるのです。中でも鎮静作用の突出したハーブ、炎症作用の際立つハーブ、疲労回復にはたらくハーブなど、さまざまなものがあります。神秘的で実はスゴい、植物のパワー。奥深きハーブティーの世界。知れば知るほど飲み込まれることまちがいなしです!
  • #010 2019.1.17
  • 食べて「冷え」に負けない体になる!
  • さまざまな不調を引き起こす原因にもなる「冷え」。予防と改善にはフィトセラピーで、植物の力を借りながら温活を。さらに日々のお食事に意識を向けて「食べて温活」にもトライしてみてください。

    私たちの体は食べたもので出来ている、といっても過言ではありません。
    どんな食事をしているか、日々の積み重ねが、その人の健康や見た目に現れます。
    四季のある日本において、旬の食べ物はその時季の健康維持に必要な栄養を吸収でき、
    何より美味しさがピークに達しますから、積極的に摂りたいものです。
    さらに、血行促進にはたらく食べ物には次のようなものがあります。

    ・良質なタンパク質
    筋力の低下や筋肉量の減少は、血行不良を招くだけでなく、むくみにも。
    筋肉のもとになるタンパク質を食べましょう。鳥のささみ肉、脂肪分の少ない赤身肉、
    白身魚もよいでしょう。

    ・根菜類
    夏が旬の野菜、キュウリ、トマト、ナスなどは体を冷やし、秋から冬が美味しさの
    ピークを迎える根菜類、芋、ニンジン、かぼちゃ、しょうがなどは体を温めます。
    ざっくりですが「地上から上は冷やし、下は温める」と覚えておきましょう。
    また、温・冷の見極めは色でも。白・青・緑など寒色系には冷やすものが多く、
    赤・オレンジ色などの暖色系は温めるものが多いです。
    さらに、産地も見極めポイントになり、寒い地域で冬に旬を迎える野菜は多くが温め、
    暖かい地域で旬を迎えるものは冷やす傾向にあります。
    例外としてダイコンは根菜ですが冷やす野菜。但し、煮込んで熱を通すと温めにはたらき、青々とした大根の葉っぱも体を温めます。栄養豊富なので捨てずに調理して美味しくいただきましょう。ごま油で炒めてジャコ、ゴマを加えるとごはんが進む惣菜になりますよ。

    ・香味野菜
    香りが立ち、味を引き立てる野菜のことで、にんにく、にら、生姜、シソ、大葉、玉ねぎ、白ネギなどが含まれます。食材の臭み消しなどにもよく使われるものですね。
    メインにはしづらい食材ですが、さまざまなレシピに欠かせない存在でもあります。

    ・スパイス類
    コショウ、山椒、とうがらし、クローブ、ターメリック、サフラン、シナモンなど。
    こちらも、素材の味を引き立て、料理に独特の風味や色合いを生み出すのに用いられるものです。
    ハーブとして認知されているものが多く、有用さは皆様もご存じの通りです。
    体を温めるものが多くあるので、料理や飲み物で取り入れてみましょう。
    黒胡椒や唐辛子はさまざまな料理に頻用されますが、意外なところでは甘い飲み物にもおすすめ。
    ココアに黒胡椒を散らすと甘さが引き立ち、ホットミルクに加えると牛乳独特の匂いが薄まり、
    ホットチョコレートに唐辛子も風味が増します。
    好き嫌いが分かれるとおもいますが、ものは試しにぜひ。

    ハーブティーでは「マテ」、「ルイボス」がおすすめです。
    マテは「飲むサラダ」といわれるほど栄養価が高く、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄分、食物繊維など日々の食事で不足しがちな栄養素を豊富に含んでいます。ただし微量のカフェインを含むので日中にどうぞ。
    ルイボスも、カルシウムやミネラルが豊富で、高い抗酸化力を発揮します。
    毛細血管を丈夫にし、ホルモンバランスの調整に働くので、冷えの改善、エイジングケアなど、大変頼もしい存在です。ノンカフェインなので、妊娠中や、妊活中、産後にもよいといわれています。

    食は生きる基本です。食事の内容を見直し、体のことを見据えた食材選び、バランスの良い食事は 冷えの改善だけでなく、体全体のコンディションを整えます。
  • #009 2019.1.10
  • スギやヒノキをせめないで・・・
  • 新しい年が明けたばかりですが、自然は春に向かってすでに稼動中。春は楽しいことも多い中、花粉症の方にとってはユウウツな季節の到来といえます。

    今や国民病ともいえるほど広く蔓延している「花粉症」は、おもにスギやヒノキ、さらに身近な道端に生えるイネ科植物や、ブタクサなどキク科植物の花粉が原因となって起きる、アレルギー疾患です。ひと昔前までは「花粉症」などという言葉も知識もありませんでした。今これほどまでに発症者が増えている理由の一つは、1950年代からの林業政策の結果です。

    戦後の復興期に、経済的効率をもとめて成長の早いスギやヒノキが日本中の山に植えられました。ところが成長した木々がようやく売り物になる頃、海外から安い建材が輸入され始め、国産木材は商売にならなくなり、山から木を切り出す人はいなくなってしまいました。
    その結果、日本中に放置されたスギやヒノキの森が増え、手入れされずに大量の木々が弱っていきました。植物は弱ると、本能的に生殖活動を活発化します。今、弱ったスギやヒノキは、子孫を残そうと盛んに花を咲かせ、花粉をいっぱい放出しているのです。

    私たちが目にする山の緑は、一見して自然の姿に見えますが、それは本来の自然の姿ではないものが多いのです。人工的につくられた森や山で、生命の生き残りをかけて必死な植物たち。
    豊かになろうとして、自らの手で苦痛を生み出した人間たち。
    現代人の多くを悩ませている花粉症は、植物たちからのメッセージといえるでしょう。

    この状況を私たちはあまんじて受け、やり過ごさなければなりません。花粉の飛散量が増えるこれから4月までのあいだは、花粉を寄せ付けない身なりや、室内を掃除するなどの対策をしましょう。
    たとえ今は発症していない人でも、体内にはアレルゲンが蓄積された状態。それはコップの水があふれるように、いつか体内のバランスが失われる時がきたら発症します。だから、「わたしは花粉症じゃない」と思っている人も予防は大切です。

    発症してしまったら、植物療法ではネトルやエキナセアのハーブティーを飲みます。これらのハーブは毛細血管を強化して、免疫力を高め、アレルゲンを体外へ排除します。
    鼻炎などの症状を和らげるには、ラベンダーやティートゥリー、ユーカリで芳香浴や蒸気吸入をします。マスクの隅に、直接肌に触れないように注意して、これらの精油を1滴しみこませておいてもよいでしょう。
  • #008 2018.12.27
  • 困ったときのユーカリ!3種3様、使い分けて
  • 朝晩冷え込むようになるとノドがイガイガ、鼻がグスグス。かかったかな? と思ったら、こじらせないたよう早めの対応が肝心、そんなときに頼もしいのがユーカリです。。。

    ユーカリは、アロマテラピー初心者の方が最初に揃える精油としておすすめしたいものの一つです。
    理由は多用途に使えること!今回はその種類と使い方についてご紹介しましょう。

    ユーカリという樹木は多品種で、精油として一般に入手しやすいものには
    3〜5種類ほどあります。それぞれ香りに個性があり、成分とそのはたらきによって使い分けます。


    ●ユーカリ・グロブルス(Eucalyptus globulus)
    メントール系に似たすっきりシャープな香りで、
    ユーカリ全般の主成分と知られる「1.8-シネオール」の含有量が高いのが特徴です。
    この成分はティートゥリー、月桃、クロモジ、ローズマリー精油などにも含まれ、
    高い抗菌性を発揮します。
    首から上の粘膜系(ノド、鼻)の炎症などを鎮めたいときに、少量を芳香浴などで使用します。
    コップ1杯の熱湯に1〜2滴垂らし、鼻からゆっくりと蒸気を吸い込みます。
    刺激が強いので吸い込みすぎないように注意を。
    もっと手軽に使うには、ティッシュペーパーやコットンに1〜2滴垂らしたものをそばに置いておくか、
    アロマペンダントなどに入れて身につけます。もしも間接的にでも精油に手指が触れたら、
    くれぐれも目や鼻、口などに入れないように気をつけてください。かなりシビれる刺激です。。。
    乳幼児には危険なので使わない、妊産婦の方や特定の疾患のある方も同様です。
    (詳しくはかかりつけのお医者さんにお尋ねください)

    ●ユーカリ・ラディアータ(Eucalyptus radiata)
    こちらはグロブルスよりも甘めでおだやかな香りです。
    グロブルスのような強さはないですが、抗菌・抗炎症、抗ウイルス作用があるので、
    やはりノドや鼻の炎症緩和に用います。花粉症の症状緩和や早期のインフルエンザなどにも。
    ガーゼに1滴垂らして、ガーゼタイプのマスクの間に挟んで使うとよいでしょう。
    また、精製水に無水エタノール少量とユーカリ精油数滴を混ぜたアロマスプレーをつくり、
    室内にシュッとひと吹きして、風邪予防に使いましょう。爽やかな香りに癒されます。

    ●ユーカリ・シトリオドラ(Eucalyptus citriodora)
    シトラス調の香りが特徴で、別名「レモンユーカリ」などともいいます。
    これは「シトロネラール」という成分によるもので、
    メリッサ(レモンバーム)や、マンダリン、グレープフルーツ精油などにも含まれています。
    他のユーカリと同様、抗菌・抗炎症・抗ウイルス作用がありますが、
    昆虫忌避作用も持つので、虫除けに使えます。
    精製水に無水エタノール少量とユーカリ精油数滴を混ぜたアロマスプレーを、
    虫の出入りしそうな場所へシュッシュッ、
    ダニの気になるマットレスやクッションなどの布製品にもシュッとしておきます。
    ただし、量や布製品の性質などにより変色する場合があるので注意してくださいね。


    3種のユーカリ精油は、用途やお好み、そのときの体調によって使い分けます。
    異なる香りをお楽しみください。
  • #007 2018.12.20
  • 無かったコトに…はならない!暴飲暴食を防ぐには
  • 今年も残りあとわずか。忘年会やクリスマス、年末年始は何かとイレギュラーな食べたり飲んだりが続くもの。わかっちゃいるけどついつい止められないのが美味しいものの魅力です…

    空腹時は食べたものの吸収が活発に働くといいます。
    とくに空腹時は糖質のものを食べたくなる傾向があるのですが、これが脂肪蓄積に。
    そこで「食事のときは、まず野菜から」とはよくいわれていますが、
    これは消化吸収に時間のかかる食物繊維を先に食べることで、血糖値の急な上昇を抑えるというお話。
    「サラダを先に食べたから、お肉は思いっきり食べても大丈夫!」
    というわけではありませんからご注意を。ただし、血糖値が高めの方にとっては
    健康管理上、効果的なことですし、生野菜などはよく噛んで食べる必要があるため、
    満腹中枢の刺激になり、糖の吸収を抑えて、食物繊維が排出を促すので、
    お通じをよくして肌荒れの防止には効果的です。

    これから会食、というときにはお出かけ前に1杯のカモミールミルクティーを。
    ジャーマンカモミールには胃の粘膜を保護する働きがあり、
    胃にやさしくおなかも落ち着きます。

    それでもやっぱり食べすぎちゃった…という時は、食後に暖かいミントティーを。
    ペパーミントは胆汁の分泌を促して消化を助け、メントールの香りが胃のもたれに爽快感をもたらしてくれます。フェンネルも同様に消化促進の頼もしい味方です。
    おなかがいっぱいで辛いとき、これらのハーブが「心地いい〜」と感じたなら、
    それは今のあなた(体)がそれらを欲しているサインです。
    胃腸を働かせすぎてストをおこされたりしないよう、
    胃腸が疲れ気味なら次の日はゆっくりと休ませてあげてください。
  • #006 2018.12.13
  • 皮ごと食べたい!国産レモンは今が旬
  • 季節を問わず、お店ではいつでも見かけるレモンですが、日本国内で生産されているレモンの旬は12月です。輸入物と比べるとお値段が高いのが痛いところですが、ぜひ手にとって風味を感じてみてください。

    独特の酸っぱさや、さわやかな香りからは、夏が旬のイメージがありますが、国産の露地栽培レモンはだいたい10月末から収穫期を迎え12月がピークになります。九州南部など一部では通年で栽培するところもありますが、国内生産量トップは広島県。瀬戸内の温暖な気候で育ったレモンは瑞々しく、無農薬(減農薬)・ノーワックスで育てている農家さんも多く、今ではインターネットを通じて直接購入することもできます。

    レモンのすぐれた栄養価はいわずもがなですが、豊富なビタミンC、クエン酸は美容や疲労回復に頼もしい力を発揮してくれます。さらに、皮にはヘスペリジンなどのポリフェノールを多く含んでいます。ヘスペリジンは、毛細血管を強くして血流改善、免疫力調整といったはたらきをします。

    是非とも皮ごと・丸ごと食べたいところなのですが、気になるのが農薬やワックスです。
    外国産レモンも、もちろん人体に悪影響のないよう残留農薬の基準が定められており、基準に沿ったものが売られてはいますが、皮ごと食べる目的でレモンを購入するときは、防ばい剤などの農薬不使用のものを選ぶのが安心です。その点で国産レモンには安心できるものがありますのでおすすめです。

    旬をむかえるこの時期のレモンは味も栄養価もピークに。ぜひご自分の目と嗅覚を使って、美味しいレモンを味わってみましょう!
  • #005 2018.12.6
  • クリスマスのあれはリウマチにも
  • 免疫の異常によって関節が腫れたり、痛んだりする「リウマチ」。消炎作用や浄血作用のあるハーブで体質を改善し、痛みの緩和をたすけてあげましょう。

    リウマチは関節や筋肉に炎症が起こり、進行すると軟骨や骨が壊れ、関節が変形してしまう病気です。明確な原因は解明されていませんが、遺伝的要素や免疫システムの乱れ、最近では喫煙などの生活習慣も発症率を高めていると考えられています。免疫や代謝の異常、細菌の感染といった症状から、ハーブを使った予防法が今、見直されています。

    そのひとつが「モミ」。クリスマスツリーにする樹ですね。ヨーロッパでは古くから、薬用としても活用されてきました。冬芽には抗菌・殺菌、鎮痛、樹皮には防腐や収れん、葉には去痰や鎮静、樹脂には利尿、血管収縮など、実にたくさんの効能があるのです。

    そして、モミの精油は赤みの緩和、利尿、血液循環の向上などにはたらくため、リウマチにはとても効果的だといわれています。芳香浴でパワーをもらったり、マッサージオイルとし皮膚吸収することで、リウマチの予防や緩和はもちろん、森林浴を味わえる香りは気持ちをリラックスさせ、つらい痛みで沈む心を明るく穏やかにもっていってくれます。モミの精油は国産品も買うことができます。山の環境整備のために伐採された樹木を利用してつくられた精油を使うことで間接的に日本の森の健全化に貢献できます。

    【モミの精油で芳香浴】
    1.洗面器に4分の1くらいの熱湯を入れ、精油を1~2滴落とす。
    2.目を閉じて洗面器の上に顔を近づける。頭からタオルをかぶると効果的。
    3.鼻からゆっくり蒸気を吸い込む。1~3分ほど、気持ちがよいと感じる長さで。

    これだけでいいの?! と思ってしまうほどカンタンですが、芳香浴はいいですよ~^^
    これでスパッ!と痛みが止まるわけではないですが、香りの心地よさを感じてみてください。
    きっとプラスの面が見えてきます。
  • #004 2018.11.29
  • “聖なるハーブ” でクリスマスから年越しへ
  • 街はすでにクリスマス♪年の瀬は何かと慌ただしいものですが、そんなときも身の回りに植物があるとホッとします。家族やお客様をお迎えする玄関周りに、この時期ならではの飾り付けをしてみませんか?

    クリスマスの頃になると、家々の玄関ドアに飾られるリース。中でもドライハーブのリースには、昔は魔除けの役割があったそうです。ヒイラギやスギ、ヒノキなど先の尖った葉を持つ植物は、邪悪なものをよせつけないとして、まあるい環状の形は、健康で平和な生活が永遠に続くようにとの願いがこめられています。
    外界との接触面である玄関に植物のリースを飾ることは、スピリチュアルな面からも意味のあることです。「聖なるハーブ」といわれている植物を用いてリースを作れば、よい香りとともに身も心も癒されます。

    ○ベイリーフ…魔よけ、勝利、幸運
    ○ジュニパー…聖域
    ○サイプレス…永遠の命
    ○チャイブ…魔よけ
    ○アンジェリカ…霊感
    ○ヤロウ…幸運、健康
    ○ミント…繁栄、金運
    ○セージ…健康、長寿
    ○ローズマリー…魔よけ

    海外の民話やことわざには様々な植物が登場して、人々の心の拠りどころとなったり、暮らしを彩ったりしています。中には現代になって研究が進み、植物成分のもつ作用が明らかにされたことで、昔からの言い伝えを裏付けるものもあります。
    でもいちばん大切なのは、自分の感覚。自分がいい匂いだな、心地いいなと感じた植物を使ってみましょう。ローズマリー、ミント、ユーカリなどは抗菌作用、酸化防止作用があり香りは虫除けにも。すっきりした香りが心地よく、気持ちのいいものです。

    手作りのリースは玄関ドアはもちろん、テーブルデコレーションに使ったり、クリスマスツリーのオーナメントにもなります。使う材料を工夫して、和の趣きでお正月飾りとしてもいいですね。マツ、竹、ツバキ、センリョウ、ダイダイなど。他にもいろいろ、ご自分のセンスとセンサーを活かして、自分だけの我が家だけの飾りつけを楽しみましょう。
  • #003 2018.11.22
  • フィトセラピーで「冷え」に負けない体になる!
  • 朝、窓ガラスが曇りだせばもう、寒さ対策が必要。冷え性の人にはとくにユーウツな季節の到来ですね。さまざまな不調を引き起こす原因にもなる「冷え」は、日頃の予防と暮らしの工夫でやり過ごしましょう。今回は、おすすめの冷え対策を

    冷えは万病の元ともいい、血行不良が引き起こすのは、肩こり、腰痛、頭痛、不眠などの症状から、肌のくすみ・肌荒れ、体重増加などの美容面への影響、さらに、高血圧や心筋梗塞、脳梗塞などの重篤な病気の原因にもなりかねません。血の巡りへの注意は、あらゆる人にとって重要課題です。では、どうして血行不良になってしまうのか?というとその原因には…

    ・気温や室温による影響
    ・体を冷やすものを多く飲食する
    ・偏った食生活
    ・精神的、肉体的ばプレッシャー、ストレスによる筋肉、血管の緊張
    ・パソコン作業などで長時間同じ姿勢を続けている
    ・体を締め付ける衣類
    ・運動不足

    などが考えられます。どうでしょう?
    どれをとっても私たちにとって避けがたい行動ではないでしょうか。最近では、男性や子どもの冷え性、自覚のない〝かくれ冷え性〟なども見られ、さまざまな、なかなか改善しない不調の大元の原因になっていることも。他人ごとではない「冷え」、住まいや部屋の防寒対策はもちろんのことですが、体の内面に目を向けた冷え対策には、植物の力をかりてみて。

    その1 寝る前に1杯のハーブティー
    暖かい飲み物で体の中から温まれば、入眠も促されます。ほとんどのハーブティーがカフェインレスですが、マテ茶やジャスミンティーは微量なカフェインを含みます。おすすめはカモミール、エルダーフラワーなどで、心を穏やかにもっていく作用があるのでお休み前にぴったり。カモミールはミルクティーにしても美味しいです。


    その2 ナイトキャップに「チンキ」を1杯
    アルコールOKなら、蒸留酒にハーブを漬け込んだ「チンキ」がおすすめ。ハーブティーはおもにハーブの水溶性成分が浸出しているのに対して、チンキには水溶性と脂溶性の両方の成分が溶け出しているので、植物成分をより余すところなく摂取できます。加えて適度なアルコールも、体を中から温めます。チンキについて詳しく知りたい方は「薬膳ハーブ酒ソムリエJr講座」へどうぞ

    その3 第二の心臓「足」を鍛えて、癒す!
    血流の中心は心臓、では心臓からいちばん遠く離れたところは?
    それは足、脚、ですね。とくに足のつま先は、血流が滞りやすい部位です。そして下肢から心臓へと血液を送り戻すために働いているのが、ふくらはぎの筋肉です。ほっそりした足は女性の憧れですが、ふくらはぎの筋肉量が少なかったり、運動不足でふくらはぎの筋肉の機能が低下していると、心臓へ血液を戻すはたらきが鈍り、血行不良になってしまいます。冷えの改善や予防には下肢、とくにふくらはぎの筋肉を鍛えるエクササイズを日課にしましょう。

    鍛えたあとは、いたわってあげることも忘れずに。アロマオイルを使って足のマッサージをすると、リラックスと血行促進に効果的です。
    寝る前のエクササイズやマッサージは軽く、やさしくがポイント。頑張りすぎて血圧が上がってしまうと、入眠を妨げ、逆効果ですよ。

    そして忘れてならないのは、食生活ですね。
    長くなりましたので、この続きは次回に。。。
  • #002 2018.11.15
  • スープのススメ
  • 植物(野菜)の恵みを食事で余すところなく取り入れようと思ったら、 丸ごと煮込んで食べられる「スープ」がいちばんです。 残農薬などの心配のないものであれば皮ごと調理してもよし。

    秋から冬にかけて美味しくなる根菜類はとくに、 煮込むことでより美味しくなるものがたくさんあります。 相性のよいスパイスやハーブも取り入れて、香り高く仕上げましょう。 温かいスープでからだを内側から温めれば 血行を促し、代謝をあげて、余分な水分や溜まった疲労物質、添加物などの毒素を排出、 冷えやむくみを防いで、さまざまな不調の改善につながります。

    『野菜のビタミンって熱に弱いから加熱調理すると栄養が失われるんじゃないの?』
    という声も聞こえてきそうですね。 たしかに、そういう理由で野菜は生食が推奨されていたこともあります。 しかし、野菜に含まれるビタミンは、ポリフェノールや含硫化合物など、 さまざまな抗酸化成分と共存しているため、 家庭での加熱調理の熱では完全には破壊されません。 それに野菜の細胞壁は加熱することでやわらかくなり、細胞内の成分が溶け出しやすくなります。 だから野菜の栄養をたっぷり摂るには、スープがおすすめ。 おこめを加えてリゾットにしてもいいですね♪

    食べて健康になることを考えたとき、最も大切にしたいのが「美味しい」と感じること。 どんなに栄養価が高く、健康によいとされているものでも、 美味しくないのをガマンして食べて、心が満足していなければ無意味です。

    寒い日に、キッチンでスープをコトコト煮込めば、素材やハーブのいい匂いに包まれて、 鍋はグツグツいう音をたて、中には鮮やかさを増す具材たち。 五感を通じて身も心も温まってきますよ。
  • #001 2018.11.08
  • 物忘れ対策に 〜イチョウ〜 ハーブティーの美味しい淹れ方
  • 「忘れっぽい」のは年のせい…ばかりではないようで、年齢が若くても「最近記憶力に自信がない」という人もいるのでは? 脳に関する事象には謎も多いですが、最近ではハーブによる予防・改善も注目されています。

    銀杏並木は日本に多く見られ、秋になれば黄色く色づいて見事な景観を楽しませてくれます。そのイチョウの葉っぱに含まれている成分「フラボノイド」と「ギンコライド」。フラボノイドには毛細血管を拡張する働きがあり、血行促進に効果を発揮します。ギンコライドには抗酸化作用があり、脳細胞を活性酸素から守ります。それらの成分が複合的に働くことによって脳への酸素・血流量を増やし、記憶力や集中力の向上につながるとされています。

    ヨーロッパではイチョウの葉から抽出された成分が医薬品として、認知症の治療にも使用されています。国内でもサプリメントが入手でき、ハーブティーも売られています。何事も予防が大事。ハーブティーを飲む習慣が未来の自分を守る手立てになるかもしれません。

    【ハーブティーの美味しい淹れ方】
    1.ティーポットとカップに熱湯を入れて温めておく。温まったらお湯を捨てる。
    2.ティーポットにティースプーンで1杯分のハーブを入れて熱湯を注いで蓋をし、約3分おいて成分を抽出させる。
    3.ティーポットを揺らしてお茶の濃度を均等にしてから、カップに最後の一滴まで注ぐ。1日3回、間を空けて飲むようにする。

    *少々苦みがあるので、ペパーミントなどをブレンドすると飲みやすくなります。
    *すべてのハーブに言えることですが、医薬品との飲み合わせには注意が必要です。とくに抗血小板薬・抗血液凝固薬などを処方されている方はイチョウ葉エキス、ハーブの摂取を控えた方がよいとの報告があります。ご注意下さい。

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