佐佐木 景子

佐佐木 景子

Keiko Sasaki

  • 一般社団法人日本フィトセラピー協会理事
  • 一般社団法人日本ハンドケア協会副理事長
  • ソフィアフィトセラピーカレッジ主任講師
  • 西九州大学客員教授
  • 人間総合科学大学非常勤講師
  • 心身健康アドバイザー
  • 産業カウンセラー

多くのアロマセラピースクール、専門学校等において指導にあたり、アロマセラピーの正しい理解と普及に努めると共に医療機関での17年間の経験を基にホリスティックメディカルケアの提案、スパやサロンのプロデュース業務を行う。

介護施設でのボランティアにも力をそそいでいる。

講師メッセージ

フィトセラピーに魅せられて

フィトセラピーとの出会いは、30年程前に2本の植物精油(エッセンシャルオイル)を手にした時でした。ヨーロッパで長く暮らしていた友人から、ペパーミント精油とラベンダー精油を渡され、香りを嗅いだ時の印象を今でもはっきり覚えています。「何ていい香りなんだろう!」心の中まで洗われる感覚でした。それまで香水などは大嫌いで、匂いは無いのが一番と思っていた私にとっては衝撃の出会いでした。

その後、本格的にアロマセラピーの勉強を始め、人の心と体の繋がりを深く実感しアロマセラピー(芳香療法)とリフレクソロジー(足の反射療法)を中心に活動をして参りました。 心に届く体へのアプローチ、体を変える心へのアプローチが私のライフワークとなり、現在も日々勉強と実践を繰り返しています。また一方、植物精油の元である植物自体にも興味を持ちハーブを中心としたフィトセラピーの世界にも足を踏み入れました。アロマセラピーで使用する精油は飲んだり原液を直接肌に塗布したりは出来ないのですが、ハーブは食べることも飲むこともでき、様々に加工をして生活全般に活かすことができます。

アロマセラピーを含むフィトセラピーは私の生活を大きく変えました。「どの精油を使ってみようかな?」「今日は何のハーブティーを飲もう?」と思った時、自分自身の現在の心身の状態を観察するようになったことです。そして、その期待に見事に応えてくれるのが植物たちです。自分自身は勿論、大切な人や家族のためにフィトセラピーを日々の生活に活用することの大切さと楽しさをこれからもお伝えできればと思っています。一家に一人『おうちセラピスト』が目標です。

太古の昔から人を守り育てた植物。その恵に触れる時、人は必ず何かを感じるものです。自分の奥深くにある本来の姿や生きていることの大切さや愛おしさ。これからは、私たちにとって真に安らげるフィトセラピーとはどういうものなのかを、日本の歴史や日本人の精神性を含め考えていきたいと思っています。

ページのトップに戻る