Sophia Phyto-therapy College

コラムタイトル
“ハンドケアで心と心のふれあいに出会うたび、
明日もまた頑張る元気が湧いてきます。”

私がハンドケアを学ぼうと思ったのは、父の入院がきっかけでした。
それまでも、手や足の重怠さを訴える父の体を、自己流で擦ってあげていたのです。そんな時にソフィアフィトセラピーカレッジのハンドケアセラピスト講座のことを知り、早速受講することにしました。
講座で先生方にご指導いただいた施術方法は、健康な私でも心と体がリラックスしていき、心地よさを実感。病床の父も喜んでくれました。

父のケアを通じてハンドケアの魅力を知った私は、ハンドケアセラピストからマイスターを経て、インストラクターコースに。勉強中は、家族や親戚、友人を相手に施術練習をしていました。脳梗塞で左半身麻痺の従姉は、「ハンドケアをしてもらっている時は左手が震えないし、指も伸びているのよ」と喜んでくれました。施術しながら私も気づいていましたが、本人が気付いてくれてとても嬉しかったですね。

インストラクターになると、友人・親戚などを通じて、施設のケアマネージャーさんにハンドケアのことを知っていただき、月に一度、特別養護老人施設などの高齢者施設へ訪問することになりました。
施設には車椅子の方、寝たきりの方など、様々な方がいらっしゃいます。手や腕の拘縮が強い方もいらっしゃいますが、あせらずゆったりした気持ちでハンドケアをすると、次第に拘縮が緩んでくるのが手を通じて伝わってきます。「わぁ、肘も指も伸びてる!」と、ご本人もご家族も職員さんも喜んでくれます。施術後、ご自分の手でグーパーを繰り返しながら、「いつもより痛くないのよ」と嬉しそうにやって見せてくださいます。そんな時は「よかったぁ、私も嬉しいな」と言うと「私もやってもらって嬉しいよ〜」と返ってきます。

月に一度でもここには私を待っていてくださる方がいる。ハンドケアで笑顔になってくださる方がいる。だから、私はこれからも続けていきます。

  • 柿澤 和江